FXトレードといえば専門の投資会社やプロのディーラ-が行うようなイメージもあるかもしれませんが、やり方はとても簡単です。
例えばドル円相場の場合、円高か円安を予想して注文を出すだけでOKです。あとは当たれば利益確定をすればトレードは終わりです。今回は簡単な予想と注文の方法について解説します。

 

方向性は円高か円安のみ

あらゆる分野には専門的な知識が不可欠なように、為替トレードにももちろんそれは必要です。しかし、基本的な予想と注文を出すだけなら、決して難しい理論や知識は必要ありません。
ドル円相場を例にあげるなら、これから円高になるのか、円安になるのかを予想して、その通りに売買するだけでいいのです。

もし円安になると思えば円売り(ドル買い)、円高になると思えば円買い(ドル売り)を実際の注文で行います。
わかりやすいように実際の画面を使って説明します。

円安になる予想⇒円表示の値段が上昇

例110円⇒115円

 

 

 

110円が115円というように数字が上がっていくので、「買い」の注文を出します。

 

円高になる予想⇒円表示の値段が下降

例110円⇒105円

 

 

 

 

逆に110円が105円というように値段が下がっていくので、「売り」の注文を出します。

この二方向の注文しかないので、慣れてくるととても簡単です。
決済するときには逆で、買ったときには売り決済、売った時には買いで決済します。

結局、為替の動きは円安、円高というようにふたつしか存在しません。自分がこう思うという方向で、試しにトレードしてみることも重要です。円安か円高かを予想するのにはいろんな手法がありますが、自分の考えで一度実践してみるのもいいと思います。

 

単純な予想をしてみる

たとえば2018年6月現在、1ドル=110円付近ですが、これから100円の方向に近づくと思えば「円高(=売り注文)」に、逆に経済環境が良くなって120円方向へ向かうと思えば「円安(=買い注文)」をすればいいのです。
為替の瞬間的な動きはディーラーのような集中力がなければ捉えられませんが、大まかな動きなら買って(あるいは売って)しばらく置いておくだけですみます。証拠金の額に注意して余裕資金で注文して、あとは結果が出るまで待ちましょう。

 

投資をすることの意味

投資をするということは現実の損得も大事ですが、トレードを通じていろんな知識を身につけるということも重要な要素です。
実際に為替取引を行うことで、今までよりはるかに政治経済の記事に興味をもって理解できるようになるなど、そのプラス面ははかりしれません。もちろん予想が上達してくれば、FXトレードを副業のような位置づけにすることも可能です。
年に数回のトレードで稼いでいる人も実際にいるので、ますは中長期投資を考えてみるのがいいでしょう。